【開発者ブログ】Clausewitzについてなんやかんや
- 前置き
さて、私はテスターではなくただの糞雑魚艦長なのですが、今回はテスト艦に関して気になることがあれやこれありましたのでDevlopment blogの情報を参考に紐解いていく、そんな回です。なんかもし規約的にまずそうな話でしたら教えてください。焼却炉にボッシュートします。 - Clausewitzとは
さて、知らない方もいるかと思うので一応。現在テストされているドイツの超艦艇巡洋艦ですね。ちなみにクラウゼヴィッツと読みます。略し方が難しいですね。プロイセンの有名な軍事学の方だそうです。初耳でした。
さてそんなクラウゼヴィッツの性能をまずはズラーっと並べてみますか。ちなみにこれは6/29現在の情報を基に作成していますので今後変更や修正が入る可能性がございます。そこをご承知の上お読みください。
【性能諸元】(0.11.4現在、→は0.11.5で予定されている変更)- HP 58000
- 主砲 210mm3連装砲4基12門
- 装填 9s
- 180度旋回時間 22.5s
- σ値 2.05
- 散布界 巡洋艦の物
- HE最大ダメ 2400→2950
- 発火率 14%→15%
- HE貫通力 53mm
- AP最大ダメ 6200
- 射角(前:後) 37:36
- 魚雷533mm5連装4基
- いつものなので割愛
- 副砲128mm連装砲10基
- 射程 8.3km
- 貫通力 32mm
- 最大ダメ 1500
- 対空性能
- 遠距離射程 6km
- 中距離射程 4km
- 近距離射程 3km
- 肝心のダメージとかは控えめ
- その他
- 海上隠蔽 15.8km
片積み 14.2km
両積み 12.8km
全裸 18.2km - 航空隠蔽 9.7km
片積み 8.7km
両積み 7.9km - 速力 32.5kt
- 旋回半径 820m
- 転舵所要時間 12.3s
5スロUG適応時 7.4s
- 海上隠蔽 15.8km
- 消耗品
- 応急工作班
- 6kmソナーorDFAA(ともに3個)
- 観測機or戦闘機(4個:3個)
- 通常仕様修理班4個
- 所感
ヒンデンブルグをそのまま順当に進化させてきたってところですよね。
その中でも特筆すべきはHEでしょう。ヒンデンのHEダメが2500で2400はおかしいだろぉ?とか思っていたら超絶バフが来ました。いつも極端なWG嫌いじゃないけど好きじゃないよ。この値、米重巡とかを超えてくる値なのでかなりイカれてることが分かります。なんと発火率も米重巡を超えます。独巡のアイデンティティ消えてて草ですよ。一応Artillery Chartとかを見る感じでも弾速とかはほぼヒンデンなので当てやすい部類です。
APも多少ですが強化が入っています。口径に応じたダメージに引き上げられた感じですかね。ただ相変わらず貫通力は高くない部類で米重巡と同じ程度にしか上げられてません。まあヒンデンから全距離で20mmほど増えているので贅沢は禁物ですね。
ただそれを改善された装填9秒で投げられるので間違いなく火力面は高いといえるでしょう。
DPM,DPSも一応比較しておきましょう。
といってもアナポリスとかいう理論値最強モンスターは比較しても結果が見えているのでコンデおよびヒンデンとの比較になります。
- クラウゼヴィッツ
HEDPM 192000→236000
APDPM 496000
HEDPS 28800→35400
APDPS 74400 - ヒンデンブルグ
HEDPM 183673
APDPM 433469
HEDPS 30000
APDPS 70800 - コンデ
HEDPM 163200
APDPM 297600
HEDPS 40800
APDPS 74400
HEDPS(Burst) 81600
APDPS(Burst) 148800 - アナポリス(参考)
HEDPM 356545
APDPM 654545
HEDPS 33600
APDPS 60000
HEDPS(Burst) 100800
APDPS(Burst) 180000
このように瞬間火力ではコンデに大きく劣る形になりますね。唯一並んでいるAPの瞬間火力も実際には貫通力が雲泥の差なので劣ることは間違いありません。あとコンデのバーストは精度に40%の優遇が入るので実際にはもっと差がつくと思います。そんな中アイデンティティを保っているのが打ち続けたときの火力ですね。バーストを持っていないので必然的にこういう運用になってしまうのも無理はないのですがやはりそれが独巡の味というものでしょう。
ただオープンで戦い続けるための性能として射角が若干悪化している点が気になりますね。9秒装填と重めの舵からもあまり姿勢を適宜整えながらというものには難しさがついてくると思います。なのでやはりヘイトをある程度分散しながら火力を吐き続けやすいランダム向けの性能をしているなぁと感じます。
あとは隠蔽が微悪化しているくらいですかね。どうせ先手を取られることには変わりないのでそこはあまり気にするところでもないかなと。ただ航空隠蔽が大きく1km以上悪化している点は気になりますね。初動の割られやすさが段違いになるのでより踏み込めなくなったと思います。まあ対空射程が伸びた代償なんでしょうね。
最大まで増やした実質HPは115828です。修理班5回のおかげでやはり伸びますね。ただ基本的にダメージが貫通ダメのヒンデンにおいてそんなに回復プールが伸びるかは疑問ですね。特アプがないので火災耐性が減ってる分まだヒンデンよりは残りそうですが(まず特アプヒンデン使ってるの私以外にどれだけいるんでしょうか)
マッチング帯としてはヒンデン以上に17インチ以上が増えるティアなので相対的に防御力は下がっているかもしれません。(まあ装甲配置などは確認できていないので実際には硬いのかもしれません)
- クラウゼヴィッツ
- 総評
まあ火力面を見れば超艦艇といって差し支えない性能に仕上がっていると思います。バーストなどを持たず純粋なDPMだけで殴っている感じがより独巡らしさを際立たせていて個人的には好みです。ただやはりというべきでしょうか、コンデやアナポなどと違い爆発力は無くちまちま少しずつ戦線を整えていくニュアンスの船になると思うのでその辺含め良くも悪くもT11って感じですね。(個人的にはヨルクとヒンデンの魔配合だと思ってます)
【参考にしたサイト】
初出はここですね。細かい情報はここだけである程度出揃うので目を通しておくといいですね。英語も簡単なものしか使われてませんので。
バフのお話ですね。HE2400はさすがに弱すぎた…なんで口径大きくなってヒンデンより威力下がるのかこれがワカラナイ
blog.worldofwarships.com
いつもの。弾道のお話などもここを参考に。